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猫と私 ポチ その11

おはようございます。

百合ヶ丘の隠れ家、佐渡市公認の店「たまり」の女将で陶芸家のクメ タマリです。


 ポチは、左後ろ足を切断していましたが、大変に活発な猫でした。

 それとともに、とても気遣いのある、優しい女性でした。


 ある日のこと、いつものように、子ども達で賑わっていた夕暮れ。どこからか猫の鳴き声がします。

 子猫特有のあの甲高い、緊張した鳴き声。


 みんなで表に出て、探しましたが見つかりません。何事かと出てこられたお隣のご主人も一緒になって大捜索。大騒ぎに、子猫の方も恐れをなして出てこようにも出てこれなくなっていただろう、そんな時に、そのお隣の床下で震えているのを奥様が抱き上げてきてくださり、みなでホッとしたのでした。


 まだまだ乳飲児です。グレーの地に大胆な黒の模様の、なんとも美しい猫です。

成り行き上、当然のようにうちで世話することになり、いつものように、お風呂に入れるところから始めます。


 名前は落ち着いてから。

風邪をひいていたのでしょうか、少し熱もあるようです。

ちょうど具合が悪くてうちに来ていた私の母と、この子は寝ることになりました。

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