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●陶器ギャラリー・隠れ家和菜「たまり」について

ひょんなことから、佐渡に魅せられた陶芸家クメ タマリが始めちゃったお店です。�陶芸家とは言うもの、彼女のお師匠さんの北一明さんが持っていた、八重洲北口の料理屋を任されて、10年包丁を握っていた、今では職歴20年の立派な板前さんです。

 

変な話、フェイスブックページってあるでしょ、たまりのフェイスブックページでは、星4,8いただいているんですよね。「Atelier de's Cafe ''Tamari」って言うページです。機会があったら、覗いてみてください。

もともとは五反田で,10席ほどの小さなお店でした。その後、ご縁があって,この百合ヶ丘の地にやってきました。


2011年1月15日開店。
そう、東日本大震災は、その3ヶ月後におきました。

たまりの外観

その時に、女将がどんな行動を取ったか、、、、まあ、置いといて、、、

 

「たまり」の人気メニューは、まずは佐渡島から直送のトレトレの「刺身盛り」。
次が、畑から女将が手ずから摘んできた野菜や草花を使った「畑の天ぷら」

ところが、2年前、今までお世話になっていた、自然農法の松下さんが、畑をやめてしまったので、またご縁を頂いた「吉垣花園」さんとお付き合いが始まりました。お子さんの3人いらっしゃる、若いご夫婦です。


代々花を作っていらして、市場に花を下ろすような花屋さんです。
その吉垣さんが、丁度その頃食べられる花を手がけ始め、「たまり」としてはコンセプトがピッタリだったという訳です。


美味しくて、美しく、身体と心の健康を作る、という、「たまり」のゆるがないコンセプト。
とにかく、この夫婦センスがいいんだって!
その、吉垣さんの畑、、、、というよりお山に繁々と通って、食べる花を摘むたまり女将です。


ちょっとメルヘン?
あれ?誰だ、オカルトって言ったやつは、、、、、??

その他にも、あいかわらずの挽きたて、入れたてのこだわりコーヒー。
佐渡の若夫婦が、野山を駆け巡って山野の恵みで作る野草茶。
たまり女将手作りのフルーツドリンクやデザートもありますよ。

夜の「た ま り」では,お魚大好きのママサンが佐渡から直送のピンピンの地魚を、お造りだけでなく、様々に料理して出しくれます。その他、イゴ練りやオケサ柿などの佐渡の名産物、春、夏には山菜、運が良ければ幻の佐渡牛なんかも食べられちゃいます。(運が、うんとよければね!)

お酒は佐渡島の6つの酒造からそれぞれ直送。真稜、金鶴をはじめとして、北雪、真野鶴、天領盃、佐渡発酵。
それぞれ、個性的な素晴らしい酒蔵です。

焼酎は佐渡島の「北雪」から出ている「つんぶり」。これは大吟醸の酒粕から作った焼酎で、すばらしい香りが楽しめます。

ワインは、飛永かの子さんのプロデュースによる日本ワイン。
いま、日本のワインは世界も注目するすごい世界を形成しつつある、と、たまり女将は確信してるみたいです。

ぜひ、味わってみてください。原価の割に、取ってないみたいだから。
 

また、生ビールは、お酒大好きのママさんが、日本一美味しいと一押しする「アウグスビール」。これ、日本で作っているんですって。熱く語るママさんのうんちくを聞くのも一興です。
 

女性のグループでも安心して飲んで食べられる雰囲気の良いお店です。ゆっくり飲んでも、3,000~5,000円くらいで。古民家から建具を運び込んだと言う、ちょっと懐かしくて落ち着くお店なので、常連さんは4~5時間ゆっくり飲んでいかれます。
ホント、みんな長居する。

また彼女、陶芸家なので、当然使っている食器もみんな手作り。それも、40年以上手びねりばかりをやって来た作家さんなので、ちょっと変わった焼き物ばかりで楽しめます。作品も店内に飾ってあって、ご希望の方には販売もしてくれます。特に彼女の湯のみは手びねりなので、手に吸い付くようになじんで好評なんですよ。注文製作もしてくれます。

落ち着くはず。床は「奇跡の杉」。2016年に改装した時にママさんが奇跡的に出会ったと言う代物。

これ、ネット検索すると体験談がいっぱいでてきますよ。生きた本物の無垢材なんだそうで、そこに座っているだけで元気になるんだと言う説もあるそうで・・・ママさんがこの「奇跡の杉」に出会ったのは全く偶然なのですが、御縁ですね~ そこらへんとこ、ママさんに直接聞いてみて下さい。30分はしゃべってくれますよ。

もともと、昭和34年に出来た建物なのだそうです。そこに、昭和初期の建具が入り、なんだか、田舎のおばあちゃんのうち(なぜか、爺ちゃんちとは言われない)の気分が味わえます。

今回の新型コロナのおかげで誰もお客さんが来ない間、いっぱいいっぱい改造をしたそうで、表の窓が丸から四角になって額がつくわ、木が生えるわ、窓にステンドがつくわ、すっかり様変わりです。


暖簾まで、萌黄色になってすっかりリニューアル。
若返った感じ。

コロナっていうのは、何もかも変えちゃいましたね。

今までとは同じにはできないので、能天気な女将もいろいろ考えてるようですな、三つあるお部屋に、一部屋1組だけとか、カウンターも、間を開けてとか、しょっちゅう消毒とか、始終換気とか、コロナ対策も意外と万全みたいです。

ホント、意外、、、、、あ、、、失礼、、。

これまでと営業時間が変わって、月、火曜日は定休日となりました。
水曜から日曜までは、昼は通常営業です。 
夜は、金、土は夜営業しますが、当分、水、木、日曜日は夜は予約のみ営業です。

だって、お客さん来ないからって、女将言ってます。

この度、新たに、第3水、木曜日に、スイーツ懐石というのを始めるみたいです。
大丈夫かなあ、女将、甘いもの苦手じゃなかったっけ?
すごい酒飲みだもん。


だからこその甘味もあるのかもね。だからこその懐石って言ってます。
ま、興味のあるかたは、ホムペの「スイーツ懐石」の項を参照してください。

「たまり」も、五反田時代を加えたら2019年8月で10年目、百合ヶ丘に来てからは、2021年で丸々10年です。
開店当初からお付き合いしてるけど、これまで、周年イベントなんて、ほとんどなかったけど、、、、
来年はなんか記念イベントあるのかなあ?
それより、コロナ、落ち着いてますかねえ。

ま、相変わらず妙なテンションの女将に癒される事請け合いの「たまり」、どうぞご支援ください。

​店主 たまり

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