刻一刻と、新年が近づいてくる気配にえりをただす夕暮れです。
こんばんは。
百合ヶ丘の隠れ家、佐渡市公認の店「たまり」の女将であ陶芸家のクメ タマリです。
沢山困ったことは起こりましたし、今でもコロナで苦しんでいる方がいらっしゃる、
自殺者も増えた、壮絶な一年でした。
でも、「たまり」は生き延びました。
大変な事態は、いつも突然やってきて、人を翻弄して、嘲笑うかのようです。
けれど、事象という物は、起こる物です。
人の苦しみとは別に、やってくる物です。そこには、「良い」も「悪い」もありません。
この否応なく容赦なくふりかかる事象に立ち向かいたいと思いました。
そして、その原動力になるのは、単純月並みですが、笑顔であろうとおもいます。
昔、イラク戦争下の子どもを抱えた女たちの映像を見たことがあります。
あたりを弾丸が飛び交う、崩れ落ちそうな建物の中で、女たちは薪を集め、火を焚き、食事を作り、子どもをあやし、歌を歌い、そして、笑っていました。 私は驚き、そして心から感銘を受けました。
次の瞬間、爆風で飛ばされるかもしれないような状況下で、それでも人間を保っている、この女たちを見習いたいと思いました。 新年は、まず、笑うことから始めたいと思います。
どうぞみなさま、笑いあうために集いましょう。
今は様々な方法があります。
そうやって、どうか、生きていてください。
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