猫と私



お早うございます。

百合ヶ丘の隠れ家、「たまり」の女将で陶芸家のクメ タマリです。


「そんなことしないで」という私に、飼い主は子猫を突き出して、「早く連れてって」という。


 そして、その後、なんとなくその訳がわかってきます。

まあ、それはのちに譲ることとして。


 小田急線に乗って帰宅途中も、子猫はか細い体で出せる限りの声を出し続けます。


小さな体がどうにかなっちゃうんじゃないかと思うくらいずううっと泣き続けています。


カゴを膝に乗せて、ずうっと声をかけ続けながら、やっとの事で自宅に着くと、今度は隠れようと、隅っこに隅っこにと逃げていきます。


 手のひらにも乗ってしまう、小さな小さな子猫。


 ちゃんと座っていることもうまくできなくて、ゆらゆらと左右に体を揺らしながら、疲れ果てたのか、かすれた声で「ミー」と鳴いて、私の頭に顔を突っ込んで(私の髪の色が、お母さんの毛の色によく似ていたので)やっと寝付いたのでした。


 その様子を、ポチはゆったりと横目で見ていました。

そのうちゆったりしてられなくなるんだけどね。

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