
スイカとか梨とか、しゃりしゃり食感の果物は、シャーベットにぴったりです。
ひょっとしたら、果物に限ったことではないかもしれません。
ただ、美味しい果物は、「何も足さない、何も引かない」、凍らせてすりおろす、もうそれだけで素晴らしい逸品になっちゃうのです。
この梨のシャーベットも、季節になると必ず作る一品。
秋の訪れを告げてくれます。

3種の葡萄のクラフティ
クラフティという手法は、とてもいろいろな広がりを私に与えてくれました。
プディングとケーキの間の限りないバリエーションの面白さ。
これは、どこか陶芸の釉薬の調合にも似ている気がします。

3品目、定番のサラダは、必ず果物に魚介を合わせて提供します。
季節感を大切に、味の調和にはもちろん、美しさにもとてもこだわります。
今月は、梨と真鯛のコンビネーション。
ミルフィーユにし、出盛りのスダチを絞り、クレイジーソルトで塩味をプラス。
完璧なサラダです。
サラダの次は、焼き菓子です。
いつも、4品を盛り合わせ、挽きたてのコーヒーか、その時々のオススメのお茶をお出しします。

「フレッシュクリームとマスカットのシュー 」
今回は初めてくらいに小さなシュー生地を作ることに成功。この大きさは、本当に可愛い!
「林檎のフィナンシェ」
りんごは皮ごとバターとわずかな砂糖でしっかりと水分が飛ぶまで炒め、フィナンシェ生地の上にのせて焼き上げました。
「梨コンポートのカスタードパイ」
できるだけ薄く切ってあえて食感を抑えた梨のコンポート。アーモンドクリームと、梨のペーストの入ったカスタードとの2層のクリームであらかじめパイを焼き、コンポートを乗せてゼリーで香りを閉じ込めました。
「レーズンサンド」
特製サブレ生地に、マスカルポーネと水切りヨーグルトで作ったレーズンクリームをたっぷりと。

焼き菓子の後はパスタです。
今回は旬のホタテとピオーネを合わせました。
香りはイタリアンパセリで追加。
味付けはレモンと塩とオリーブオイルのみ。

シャインマスカットと3種の葡萄のショートパルフェ。
もう、説明の必要はありませんね。

白あんを加えた葛寒天に葡萄を合わせて固めました。
最後はいつも和菓子とお抹茶です。
次回は10月21(木)、23(土)、24(日)
を予定しております。
3日前までにご予約ください。
キッズメニューのご用意もあります。
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